携帯キャリア別にそれぞれのシェア(2016年度)の状況についてまとめています。

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▶ 直近の携帯キャリア3社のシェア動向

このページでは、日本国内におけるNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの携帯電話キャリア3社のシェアについてまとめています。

シェアの考え方として、各携帯キャリアの総売上高のシェアという視点や端末機器本体の販売台数のシェアという視点もありますが、ここでは、契約数のシェアについて取り挙げてみたいと思います。

【表-Ⅱ:直近5年間のキャリア別契約数の推移】
2011年2012年2013年2014年2015年
NTTドコモ59,943,60060,988,10062,181,60065,274,00069,601,600
KDDI(au)34,297,90036,817,20039,616,90042,378,20045,240,900
ソフトバンク27,860,90031,322,00034,759,50037,401,40039,576,900
合計122,102,400129,127,300136,558,000145,053,600154,419,400
【表-Ⅲ:直近5年間のキャリア別、前年比契約純増数の推移】
2011年2012年2013年2014年2015
NTTドコモ2,326,8001,044,5001,193,5003,092,4004,327,600
KDDI(au)1,770,5002,519,3002,799,7002,761,3002,862,700
ソフトバンク3,426,5003,461,1003,437,5002,641,9002,175,500
注  釈
  • 上記図表は、各キャリアからの申告に基き、一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)が集計している数字を元にシェアとしてまとめたものですが、2014年4月より四半期単位の公表になっています。
  • EMOBILE(イー・アクセス株式会社)は2011年12月分より、またPHSのウィルコムは2013年10月分よりそれぞれTACに対し、情報の提供を行っていないため、主要キャリア3社のシェアのみ掲載しています。
  • 上記契約数の中には、ドコモの「2in1」やソフトバンクの「ダブルナンバー」、プリペイド携帯、通信モジュール、インターネット接続サービスの契約数も含まれています。
  • auにつきましては、同じグループの「沖縄セルラー電話株式会社」の契約数も含まれています。
  • 表-Ⅱのデータは、各年の12月末時点のそれぞれの契約数の累計を基準としています。
  • 表-Ⅲのデータは、各年の12月末時点の契約数の累計から前年の12月末時点の契約数の累計を差し引いた純増数です。

◎ シェアの概観

携帯電話の契約数は、2011年に1億2千万件を超え、2013年には1億3千万件に達しています。(表-2)

日本の人口を大まかに1億2千万人としてみた場合、携帯電話の普及率は2011年以降、100%を超えていることがわかります。

しかしこれは、まだ携帯も持てないような赤ちゃんや幼児も含んだ普及率ですので、実際には、注釈にも記載しましたように、1人2台持ちや「2in1」や「ダブルナンバー」などのサブ番号の契約、またその他の通信サービスによるところが大きいものと思われます。

そのような中、携帯電話サービスが開始されてから、常にシェアの首位を独走しているNTTドコモですが、2010年に契約数のシェアが48.5%になり、ついにシェアの過半数を割ってしまいました。

それに反比例する形で、ソフトバンクモバイルがシェアを拡大し続けています。

これらの傾向の要因として、2006年に開始されたナンバーポータビリティと、2008年に日本に上陸しソフトバンクが販売を独占したiphoneの効果に依るところが大きいものと思われます。

しかし、そのiphoneも2011年10月からauでも販売するようになり、次いで、2013年9月からNTTドコモでも販売されるようになり、それがシェアにも影響していることが上記表-Ⅲにも表れています。

表-3の純増数の推移を見てみますと、auがiphoneの販売を開始した2011年の翌年の2012年には、ソフトバンクの純増数はあまり変わらないものの、auの純増数が伸び、ドコモが減っています。

そして、ドコモがiphoneの販売を開始した2013年には、ドコモの純増数が若干回復していることがわかります。

今後、シェア2位のauをソフトバンクが追い越すのかそれともauが突き放すのか、また、純増数が回復基調のドコモがシェアを伸ばしていくのか、見守っていきたいと思います。