携帯電話の更新時期が来た時や新機種が発売されたときなど、MNPで他社に乗り換えようか、キャリアはそのままで機種変更をしようか迷うところです。
ドコモやau、ソフトバンクなどの各キャリアは、どこもMNPに力を入れていますので、端末本体の機器代金等の金銭的なことだけを考えれば、MNPで他社に乗り換えるメリットの方が大きそうです。
ここでは、MNPで他社に乗り換える際に、割引などのキャッシュバックを利用して、少しでも安く乗り換えるにはどうしたらいいかを考えてみたいと思います。
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携帯電話の更新時期が来た時や新機種が発売されたときなど、MNPで他社に乗り換えようか、キャリアはそのままで機種変更をしようか迷うところです。
ドコモやau、ソフトバンクなどの各キャリアは、どこもMNPに力を入れていますので、端末本体の機器代金等の金銭的なことだけを考えれば、MNPで他社に乗り換えるメリットの方が大きそうです。
ここでは、MNPで他社に乗り換える際に、割引などのキャッシュバックを利用して、少しでも安く乗り換えるにはどうしたらいいかを考えてみたいと思います。
どちらを行うにしても手続きにあたって、事務手数料が発生しますので、まずは、金額をおさえておきましょう。
※変更前の機種がスマホなのかそうでないのかによって、金額に違いが出てきます。
※この他に、もし端末本体の購入代金を分割払いにしていて、残額がある場合にはその残りの代金がかかってきます。
これらの手数料は、どのキャリアでもほぼ共通にかかってくる最低限の必要経費です。
本体代金の支払いも済み、2年ごとの契約更新月にMNPで他社に乗り換える場合は、転出/転入費用だけで済みますので、機種変更での手数料とそれほど差はなくなってきます。
次に、携帯電話機本体の実質負担額を機種変更を行った場合とMNPを行った場合とでどのような差があるのか、みてみたいと思います。
ここでは、モデルケースとして、ソフトバンクのとあるスマホの機種代金を例にとってみてみたいと思います(※家電量販店で説明を受けた金額です)。
契約方法 | MNP | 機種変更 |
---|---|---|
機種代金24分割の場合(合計) | 2,880円 ×24ヵ月(69,120円) | 2,880円 ×24ヵ月(69,120円) |
月月割 | 2,880円 ×24ヵ月(69,120円) | 1,600円 ×24ヵ月(38,400円) |
実質負担額 | 0円 | 30,720円 |
MNPで乗り換えるにしても機種変更するにしても、、携帯電話機本体の価格は69,120円で、それを24回の分割で支払うとして、月々2,880円支払うのは共通です。
しかし、「月月割」という実質的なキャッシュバックとも言える割引があり、月々の分割支払金から値引きされる料金システムになっています。
その割引額がMNPと機種変更とでは異なり、上記の例ですとMNPの場合が機種代金と同額になりますので、実質負担額が0円で購入できるのに対し、機種変更では割引額がMNPよりも低くなっていて、実質負担額は30,720円になります。
このことからもわかるとおり、機種変更よりもMNPの方が、機種代金だけをみればお得だということがわかるかと思います。
上記例のソフトバンクの「月月割」のような割引は、他のキャリアでも設けられていて、ドコモですと「月々サポート」、auですと「毎月割」という名称になります。
(※「月々サポート」、「毎月割」、「月月割」は、適用条件として各社指定の料金プランを選択した場合のみ適用され、その他のプランを選択した場合は、適用されませんので注意が必要です。)
各キャリアによって、また機種によって個々の金額は異なる場合もありますが、どちらかというとMNPの方に手厚く優遇するのはどのキャリアでも共通した傾向にあるかと思います。
しかし、MNPを行い仮に携帯電話機の代金が実質0円になったとしても、MNPにともなう手数料などがかかってきますので、この手数料分を含め、さらに安く済ませる方法はないかどうか、考えてみたいと思います。
上述したように、機器代金の分割支払金を月々の利用料金に上乗せして、「月月割」などの割引でその分割支払金を相殺して実質負担額を0円にする「実質0円」とは異なり、「一括0円」とは、携帯本体の機器代金がもともと0円もしくは1円で購入できるというものです。
もちろん、最新機種が0円になるというわけではなく、「一括0円」が適用されるのは、一つ前の機種などになります。
「一括0円」で本体が0円になるだけではなく、指定の料金プランで契約すれば、「月月割」などのキャッシュバックが適用されますので、2年間のトータルでみれば、その割引総額分がまるまるお得ということになります。
ただし、「一括0円」で契約する際には、他のオプションへの加入が条件となる場合が多いです。
また、すべてのショップが常にこのような「一括0円」機種を扱っているわけではなく、時期的には扱っていない場合やショップによっては取り扱っていないという場合もあります。
各キャリアでは、MNPに伴い、乗り換えキャンペーンなどを実施しています。
ただし、キャンペーンは、常に行われているわけではなく、ある一定期間に限定して行われますので、必ずしもMNPをすれば適用されるというものではありません。
例えば、ドコモですと以前同社を利用していて、一度他社へ乗り換えて、再度ドコモに乗り換えるといった場合には、「おかえりボーナス」というキャンペーンがあります。
解約時のドコモポイント相当額と約1万円をキャッシュバックしてくれるというものです。
auでは「auにかえる割Plus」というものがあり、「au WALLET」に10000円分のポイントという形でキャッシュバックをしてくれるというキャンペーンがあります。
ソフトバンクの場合は、「のりかえ割」というキャンペーンがあり、Tポイントに10000ポイントを還元、または通信料金から約10000円を割引くといった形でキャッシュバックをしてくれます。
いずれも対象となる機種が限定されていて、すべての携帯に適用されるというものではありませんし、指定された料金プランに加入する必要があるなどの条件があります。
しかし、それぞれ約1万円ほどのキャッシュバックがあるので、もしキャンペーン期間中であればぜひ利用したい特典です。
乗り換える際に、現在使用している携帯端末を下取りし、月々の通信料金からの値引き、もしくはポイントとしてキャッシュバックしてくれるというキャンペーンです。
下取り金額は、各キャリアでまちまちですが、スマホの売れ筋商品は2万円台ですが、スマホ以外のケータイなどは数千円など下取りに出す機種によっても金額は違ってきます。
また、各キャリアによって条件も異なりますので、利用する場合は確認が必要です。
以上のように、さまざまな特典のあるキャンペーンですが、常に行っているものではないということは留意しておかなければなりません。
今まで見てきましたように、MNPで他社に乗り換える際に、どのキャリアでもその携帯端末本体の金額は横並びでそれほど差がないということがわかりました。
もし契約解除料などの違約金や機器代金の分割支払いが残っている場合には、さらに安く済ませたいところです。
一括0円の機種で契約すれば、大幅に安くなるので、違約金や残りの分割代金もそれで補填できますが、必ずしもすべてのショップで扱っているというものではありませんし、やはり最新の機種がほしいという場合もあるでしょう。
キャンペーンなどの特典を利用すれば、違約金ぐらいは補填できますが、キャンペーンは常に実施されているわけではありませんし、条件に合わない場合もあるかもしれません。
そこで、検討したいのが、携帯販売サイトを通じて購入するという方法です。
携帯販売サイトは、特定の携帯キャリアの販売代理店のようなもので、おもにネットで集客を行うため、広告宣伝費などの経費を利用者に還元できるという点と、契約数に応じたキャリアからのインセンティブで成り立っているため、独自の大幅なキャッシュバックを行うことができ、利用者にとっては大きなメリットがあります。